■高血圧について
放置すると将来、脳卒中や心筋梗塞になる危険因子です。
~ オーダーメードの治療 ~
個々の患者様に最適なオーダーメードの治療を行っております。
~ 効果が高い一流薬を投薬 ~
まずは生活習慣の改善で治療できるかを見極めたうえで、投薬が必要な場合は一流で効果が高い薬剤を投薬します。
~ 最小限の投薬を目指す ~
投薬量についても患者様の服薬の負担を軽くするように、一日一回一錠等の最小量の投薬を目指しています。
健康診断で高血圧について要再検・要精密検査と指摘された場合はご相談ください。
高血圧とは、安静状態での血圧が慢性的に血圧の数値が上昇する状態が続くことを言います。寒さを感じたり運動など身体を動かした際の一時的な血圧の上昇は高血圧とは言いません。
一般な治療の目標として75歳未満は診察室血圧で130/80mmHg未満、75歳以上でも140/90mmHg未満を目標とします。
高血圧の治療法には
①生活習慣の修正による治療(日常生活の改善)
②薬物療法
の2種類が存在します。
生活習慣の修正は高血圧の治療法としてだけでなく、高血圧との合併症によって生じる脳卒中や心疾患を防ぐことにもつながります。
生活習慣の修正として以下の点が推奨されます。
(Ⅰ)食塩の制限:1日6g以下
(Ⅱ)野菜や果物の摂取、コレステロールや飽和脂肪酸の制限
(Ⅲ)適正体重の維持:BMIで25を超えない ※BMI = 体重kg ÷ (身長m)2
(Ⅳ)アルコール制限
(Ⅴ)禁煙
(Ⅵ)適度な運動(歩行、ジョギング、ランニング、水泳といった有酸素運動)、十分な睡眠
降圧薬といった薬物療法は血圧を下げる療法です。
降圧薬には以下の薬があります。
(Ⅰ)ACE阻害薬:アンジオテンシンを抑えることで血圧の上昇を抑えます。
(Ⅱ)ARB:アンジオテンシンという血圧や心臓、腎臓に関係するホルモンの作用を抑えて血圧の上昇を抑えます。
(Ⅲ)カルシウム拮抗薬:血管へのカルシウムイオンを減らすことで、血管を拡張させ血圧の上昇を抑えます。
(Ⅳ)利尿薬:腎臓から塩分と水を出すことで血圧の上昇を抑えます。
(Ⅴ)α遮断薬:交感神経の血管への作用を抑えることで、血圧の上昇を抑えます。
(Ⅵ)β遮断薬:主に交感神経の心臓への作用を抑えることで、血圧の上昇を抑えます。
このように降圧薬には様々な種類があるため、他の病気との組み合わせや患者さんの状態などに合った薬が処方されます。また処方された薬の副作用など不安な点については医師・薬剤師にご確認下さい。
しかしながら降圧薬は高血圧の原因を治すわけではありません。降圧薬はあくまで血圧を下げる薬です。生活習慣の改善を行わければ血圧を下げるのにも限界があります。
降圧薬と生活習慣の修正を組み合わせることで高血圧は抑えることができます。
高血圧は怖い病気です。自覚症状などもなく、脳卒中や心疾患、腎不全といった病気を引き起こす原因となります。
皆さんが健康に暮らしていけるように、日々の運動や睡眠など健康習慣に気を付けていくことが最も重要な鍵となります。
■高脂血症(コレステロール値が高い)について
悪玉のLDLコレステロールと善玉のHDLコレステロールがあり、悪玉のコレステロールが増加すると脳卒中や心筋梗塞となる危険性が非常に高まります。
高脂血症は自覚症状がないため放置しがちですが、命に関わる病気につながります。
~ オーダーメードの治療 ~
個々の患者様に最適なオーダーメードの治療を行っております。
~ 効果が高い一流薬を投薬 ~
まずは生活習慣の改善で治療できるかを見極めたうえで、投薬が必要な場合は一流で効果が高い薬剤を投薬します。
~ 最小限の投薬を目指す ~
投薬量についても患者様の服薬の負担を軽くするように、一日一回一錠等の最小量の投薬を目指しています。
健康診断で高脂血症、脂質異常症について要再検・要精密検査と指摘された場合はご相談ください。
● 悪玉コレステロール(LDL-C) |
● 善玉コレステロール(HDL-C) |
● 中性脂肪(TG) |
●悪玉コレステロールは体の隅々にコレステロールを、運搬する役割があるので、量が多すぎると必要以上にコレステロールを届けてしまい動脈硬化をおこします。
●善玉コレステロールは血液中の余分なコレステロールを回収する役割があるため、多い方が良いと考えられます。
●中性脂肪は正常であればエネルギー源や体の保温の役割をしますが、多い場合は糖尿病や肥満の原因となってしまいます。
脂質異常症は全く自覚症状がないため、治療せずに放置すると、動脈硬化が知らない間に進行し心筋梗塞や心不全、脳卒中などの合併症を引き起こすため、注意が必要です。
脂質異常症による動脈硬化の検査として頸動脈エコー検査があります。首の血管の断面を描出して動脈硬化の厚みを測定します。楽にできる検査で、当院では予約していなくても診察当日に検査することも可能です。
食事、運動など生活習慣の改善を指導し、それでも数値の悪い方には薬物治療を行います。
食事は不飽和脂肪酸の食事を選び、青背の魚(いわし、さば、あじ、など)や大豆製品(豆腐、納豆、高野豆腐など)をとるのもよいでしょう。
また中性脂肪を下げるために糖質の食材を減らしたり、アルコールの過剰な摂取を控えたりする方法もあります。
運動に関しては有酸素運動と簡単な筋肉トレーニングを組み合わせて行うと良いでしょう、運動は継続して行うことが何よりも大事です。
薬に関しては、よく使われるスタチンという薬が動脈硬化が厚くなるのを抑えることによって脳梗塞、心筋梗塞を防ぎ生命予後の改善を行います。他にも複数の種類の薬がありますが、患者さんの状態によって慎重に選び処方することが重要です。
■糖尿病治療について
初期の段階では自覚症状なく進行するため、早期発見と早期治療開始が必要です。
75g糖負荷テストを行い正確な診断を行ったうえで個人個人に合ったオーダーメード治療を行います。
当院では食事療法、運動療法にも注力しており、薬剤については一流の信頼できる薬剤のみを処方します。
①食事療法について
栄養士から一対一の個別のカロリー計算と栄養指導のセットアップをします。
②運動療法について
具体的な日常生活でできるメニューをご提供します。
③投薬について
膵臓のβ-細胞の負担が少ない薬剤を選択し、個人個人に合った薬剤を選びます。
もちろん一流の信頼できる薬剤のみを使用します。
新タイプの糖尿病薬の処方を開始しました。
体重の減少も期待できるSGLT2阻害薬(内服薬)です。
スーグラ錠、フォシーガ錠、ルセフィ錠等があります。
健康診断で糖尿病について要再検・要精密検査と指摘された場合はご相談ください。
■動脈硬化の程度を測り対策を実施 脳梗塞、心筋梗塞、認知症を予防
手軽にできる頸部エコー(超音波検査)で血管の状況を知り、動脈硬化の程度が判ります。必要ならその対策として食事療法、運動療法の指導、保険で処方できるEPA製剤やスタチン(信頼できる一流の薬剤のみ)処方を行う事で脳梗塞、心筋梗塞、認知症予防に繋げて参ります。
■骨粗鬆症の検査・治療について
” ご自分の骨の状態をご存知ですか? ”
どのような方も加齢とともに骨密度は確実に減少します。
骨粗鬆症には自覚症状がないために知らないうちに骨密度が低下し 転倒などによる骨折に繋がります。
骨折は寝たきりの原因の第三位でもあり、いつまでも健康で快適に過ごすためにもご自身の骨の状態を知り対策を行うことが大切です。
最新の骨粗鬆症診断装置DCS-600EXVを導入しました。
当装置では最新・最速の検査装置を導入することで5分ほどで簡単に測定を実施し、 その場で結果をお伝えする事ができます。
是非一度、測定をお勧めします。(保険適用)
■禁煙治療は禁煙専門医のいる禁煙外来で
① 内服薬チャンピックスで無理なく楽に禁煙治療をします
② 期間はわずか3ヶ月で禁煙治療を完了
③ 保険適応により低料金で禁煙治療が受けられます
禁煙治療開始から最初一週間は喫煙OK、その後、自然とタバコが欲しくなくなり、3ヶ月で禁煙治療が完了します。
喫煙は下記、危険な大病の原因となります。
・心筋梗塞
・脳梗塞
・肺ガン
受動喫煙により、家族の健康にも大きなリスクとなります。
御自身のため、御家族のためにもまずはご相談ください。
院長は禁煙学会より禁煙専門医に認定されており安心です。
以前よりあるニコチンパッチという貼り薬を用いた禁煙治療もあります。
<患者様の喜びの声>
喫煙歴15年でかなりのヘビースモーカーでした。
家族から禁煙を頼まれていましたが、 全く自信がありませんでした。
川野内科クリニックで禁煙を勧めて頂き、半信半疑でしたが始めて見たら全く苦痛なく、 あっという間に禁煙に成功しました。
今では他の人のタバコの煙も苦痛に感じるくらいです。
誰でも、絶対成功するんだと、皆さんに勧めてあげたいです!
是非禁煙外来を受診してみてください。
40代・男性 K様
■漢方治療について
全ての漢方薬が処方可能です。肥満、アトピー性皮膚炎、更年期障害、ニキビ、肌荒れ、疲労等
また内臓脂肪を減らしたい方、ストレスにより胃が重い方、下痢や便秘を繰り返す方に適応した漢方薬を処方します。
漢方治療(補中益気湯など)も行っています。
■手足の冷え症でお困りの方へ
血液の循環を良くする漢方薬、ビタミン薬の組み合わせで改善できますので是非ご相談ください。
■IBS(過敏性腸症候群)
緊張した時に急にお腹が痛くなる、下痢になる・・
そのような症状を繰り返すようなら、「IBS(過敏性腸症候群)」の可能性があります。
IBSに効く特効薬がございます。
これからの季節、受験生、ストレスを抱えるサラリーマンの方、独りで悩まずにご相談ください。
■花粉症対策
~ 専門医ならではの総合処方 ~
・飲み薬・点眼薬・点鼻薬の総合処方
患者様に合わせてオーダーメードによる最適の治療が行えます。
予防投与、漢方薬治療も行っております。
~ 眠気の出にくい内服薬 ~
眠気が出にくい内服薬もございます。
全ての抗アレルギー薬が処方可能です。
~ 漢方薬の服用 ~
花粉症対策に漢方薬も使用し体質から改善して効果の出られる方もおられます。
■過敏性大腸炎について
受験や大切な会議、その他の大事な日に緊張から下痢をおこしてしまう方へ、効果的な治療薬がありますので是非ご相談下さい。
■肥満外来(特定検診・メタボリックシンドローム対策)について
肥満症や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満)が原因であることがわかってきました。
この内臓脂肪型肥満により、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態がメタボリックシンドロームです。
対策として専門医の指導による生活習慣の改善がお勧めします。
当院では40才以上の方の特定健診を実施しています。診療時間内に予約なしでいつでも受けていただけます。健康保険証、介護保険証(65才以上の方)、受診券をお忘れなくご来院下さいませ。
漢方薬等を用いて、多くの方が無理せず心地よくダイエットに成功されておられます。
■薄毛対策(プロペシア処方)について
市販の塗り薬では本当の効果はなかなか期待できません。
体の中から正しく効く育毛内服剤(飲み薬)プロペシアで治療をします。
プロペシアは、男性型脱毛症の治療薬として有効性と安全性が認められたはじめての医療用医薬品です。プロペシアは世界初の飲む発毛剤であり最強の発毛剤として知られ、現在、世界60ヶ国以上で販売されております。
これまでの育毛剤は使ってみてから合う合わないという判断を下す、あるいは効果がないまま継続し続ける場合が多く、脱毛でお悩みの皆様の負担が非常に大きくなっておりました。プロペシアでは投与する前に遺伝子診断によりその効果を予見する事が可能となり皆様にムリな治療やムダな出費がなく治療を進めることが可能になっております。
悩みに付け込んだ企業による育毛ビジネス等も多く見られますが、プロペシアはその効果が科学的に認められた医薬品であり、保険適用される等、脱毛でお悩みの多くの方々にとって安全かつ低コストでその解決を実現する画期的な治療薬です。
安心してご相談ください。
■不眠治療について
毎日の正しい睡眠は健康の基本です。良く眠れていますか?
睡眠薬と言ってもそれぞれ働きが違うのです。当医院では30種類を超える不眠の薬剤が揃っており、患者さんの健康状態や希望を伺いながら一人一人に適した処方を行います。
一人で悩まずまずはご相談ください。
■ED(勃起不全)対策治療について
レビトラ、バイアグラ、シアリスの処方が可能です。
一人で悩まず気軽にご相談ください。
■夏ばて対策
漢方薬、内服薬、プラセンタなど様々な方法を提供することができます。
暑さによる疲労感でお悩みの方は一度ご相談ください。
~ インフルエンザ対策 ~
■インフルエンザワクチン接種